不動産を買う時の不動産取得税ってどれくらい?

不動産を買う時の不動産取得税ってどれくらい?

不動産を購入したら不動産取得税を納める必要があります。一般的に不動産取得税は購入してから半年後くらいに納める必要があり、なかなかその金額を用意できないことも多いようです。

そこで今回は、不動産取得税とはどのような税金なのか、どれくらい課税されるのか詳しく説明していこうと思います。

1.不動産取得税とは

不動産を買う時の不動産取得税ってどれくらい?

不動産取得税とは、不動産の取得に課税される税金です。不動産の所有権を取得した人がその不動産のある都道府県に支払わなければならない地方税です。この税金は毎年支払うのではなく、不動産を取得した時にのみ課税されます。

この不動産取得税は不動産の所有権が移転したという事実について課される流通税です。不動産の取得から得られる収益に対して課されるものではありません。そのため、移転した事実があるのであれば、たとえ一瞬でも不動産の所有権を所有した場合であっても課税されることになります。

不動産取得税が課税されるのは、不動産の売買・贈与・新築・増改築・交換といった取引です。相続は非課税となっています。

不動産取得税は取得してから半年~1年半後に地方自治体から届く「納税通知書」によって金融機関で納税することになります。納期に関しては地域によってことなります。

2.不動産取得税の税率

不動産取得税は一般的に以下のように算出します。

不動産を買う時の不動産取得税ってどれくらい?

 

ただし、土地もしくは住宅に関しては税率が3%になることが特例で定められています。

また、土地が宅地の場合は課税対象の金額が半額になります。

不動産取得税の軽減措置

不動産を買う時の不動産取得税ってどれくらい?

(1)新築住宅の場合の軽減措置

新築住宅の場合、住宅に適用される税率が3%となる特例に加えて、固定資産税評価額から1200万円が控除される軽減措置が適用されます。

この軽減措置を受けるためには、一戸建てや区分所有マンションでしたら、延べ床面積が50㎡以上、かつ240㎡以内である必要があります。この床面積には物置や車庫、マンションの共有部分も含みます。

(2)新築住宅用地の場合の軽減措置

新築住宅用の土地を取得した際には、土地に適用される固定資産税評価額が半額になる特例に加えて、以下の中からもっとも大きい金額が税額から減額されます。

・45.000万円 

・1㎡あたりの地価の半額

この軽減措置が適用されるためには、上記の住宅に適用される不動産取得税の軽減措置の要件に該当しており、以下の中のいずれかの要件を満たしている必要があります。

・土地を取得後3年以内に住宅が新築され、住宅が新築されるまでその土地の所有権を継続してもっていること。

・住宅が新築される前に土地を譲渡した場合、土地を取得した人が取得から3年以内に住宅を新築すること。

・住宅を新築してから1年間はその住宅を新築した人がその土地の所有権を保有していること。

3.まとめ

不動産取得税についてご理解いただけたでしょうか?

不動産取得税は普段聞き慣れない税金であり、なかなかすぐに理解するのが難しいかもしれません。しかし、不動産や土地を取得した場合はかならず発生する税金です。

将来のこともふまえて、あらかじめしっかりと不動産取得税について理解しておきましょう。