保険証券ってなに?保険の基礎知識を知っておこう!

保険証券ってなに?保険の基礎知識を知っておこう!



生きていればいろいろあります。病気になったりケガをしたり、事故に遭ったり盗みに遭ったり、常に何かが起こる可能性に充ちているのが人生というものです。このような予測不可能な事態に対し、経済的負担や損失などに備える方法のひとつが「保険」です。そして、その加入時の内容、保険金・給付金の支払い条件などが記載される契約書は「保険証券」と呼ばれます。

なぜこれが大切か、ご存知ですか。

保険証券を見てわかることや、なくしてしまった時はどうすればよいかなど、保険の基礎知識をご説明します。

1.保険証券ってなに?

保険には、大きく分けて2つ種類があります。「ヒト」に対するものと、「モノ」に対するものです。「ヒト」に対する保険は「生命保険」と呼ばれ、「モノ」に対する保険は「損害保険」と呼ばれます。どちらか明確に区分しづらいものもあり、扱う会社によって定義が異なります。

保険証券ってなに?保険の基礎知識を知っておこう!

保険金・給付金の支払い条件などが記載される「保険証券」は、どの種類の保険に加入しても必ず発行される契約書です。「保険証書」とも呼ばれます。この保険証券は、保険金・給付金、解約時の返戻し金を受取る際にも必要になるため、必要な時にすぐ確認できるように保管しておきましょう。

保険証券は、保険会社や保険の種類によって書式が異なりますが、必ず保険の対象、保険金や給付金の受取人、保険期間、保障内容や条件などといった契約内容が確認できるようになっています。解約や変更を行う際の連絡先や、いざという時の連絡先も同じ紙面に書かれていることも多くなっています。

・終身保険を例にした保険証券のイメージ

保険証券ってなに?保険の基礎知識を知っておこう!

 

2.保険証券をなくしてしまったら?

保険証券は金券ではないので、なくしてしまったら契約が無効になるといったことはありません。紛失に気付いた時点で、再発効の手続きをとりましょう。手続きに関しては加入した保険会社に問い合わせます。多くの保険会社では保険証券の再発行用のページが用意されていますので、まずは保険会社のウェブサイトを確認してみましょう。

保険証券ってなに?保険の基礎知識を知っておこう!

保険証券を再発行するには「証券番号(契約番号)」が必要ですが、なくした時に確認できないですよね。証券番号は、保険証券以外にも、保険会社から届く契約内容のお知らせなどの通知の郵便物に記されていることがありますので、あればそれで確認をしましょう。ない場合、個人情報を伝えてコールセンターに確認することになりますが、場合によっては断られるケースもありますので、紛失に備えるというよりは、いざというときのため、証券番号とセットで、緊急時の連絡先の電話番号を、スマートフォンで写真として撮影しておくなどをするとよいでしょう。

問い合わせを行ったら、指示に従います。多くの場合、保険会社に必要書類を提出することになるでしょう。必要書類は、保険会社によって異なりますが、一般的には、再発行依頼の届け出とあわせて、発行日から3ヶ月以内の印鑑証明書の他に、運転免許証、パスポート、健康保険証などのコピーのような本人確認書類の提出が求められます。特に不備がなければ書類提出から2週間ほどで、再発行された保険証券が手元に届きます。

なお、保険会社によっては、紙媒体の保険証券から、スマートフォンやパソコンなどで閲覧できるPDF形式のデータの保険証券に切り替えているところも出てきています。その場合は、上のような再発行のために書類を郵送するなどの手続きはせずに、保険会社のウェブサイトから保険証券のデータをダウンロードする形で入手できます。

 

まとめ

保険証券は、保険金や給付金を受け取る際や解約時に必要になる大切な書類です。それが相続対策、親族に残す目的であれば、保険証券の紛失によって遺族に気付かれず、財産を遺したい人に遺せなくなる可能性も出てきてしまいます。せっかく加入した保険を無駄にしないためにも、親族にどこに保険証券を保管しているかを伝えておく他、遺書やエンディングノートに保険証書のコピーを添付しておくなど、日頃からの備えが重要です。